TYPE-MOON関連の著作権意識の希薄さ

こんにちは。おらふと申します。

ここのブログが殆ど愚痴のような内容になってしまっておりますが昨日書いた内容とは別件でまた問題が発覚致しました。

 

皆さんはMELTY-BLOOD(通称:メルブラ)というゲームをご存知でしょうか?これはTYPE-MOONとフランスパンが制作したTYPE-MOONキャラクターの格闘ゲームの事で、いくつかシリーズ化され、現在も1部ユーザの中で根強い人気を誇るゲームタイトルです。今回はそのメルブラとMUGENという様々な格ゲーのキャラやステージデータを引っ張ってきて複合的に遊ばせることの出来るゲームエンジンが問題となりました。僕自身、MUGENにも法律にも疎いため、MUGENの違法性であるとかその辺についてはとりあえず保留と致します。

 

今回の事の発端は現在東京の六本木で開催中のTYPE-MOON展(現在は緊急事態宣言のため休館中)の公式の図録に掲載された1枚の画像からでした。TYPE-MOONにはアルクェイドというTYPE-MOON名義の同人ゲーム月姫のヒロインが存在するのですが、そのアルクェイドの公式図録内にメルブラアルクェイドという画像が掲載されたのです。それがよくよく見てみるとメルブラの画像ではなくMUGENの画像だったのです。MUGENは様々な格闘ゲームのキャラクターなどを引っ張ってこれるため、TYPE-MOONのキャラだけでなく他社のキャラクターとアルクェイドが闘うという画像が掲載されてしまったのです。(この時確認できたのはkeyというブランドのKanonに登場する月宮あゆ)

 

商業的に流通している商品に該当ゲームでもなく他社のキャラクターを無断で掲載したという結果が生まれてしまったのです。先程もいいましたがMUGENの違法性についてここでは触れないにせよ、

「出版するまでに何故気が付かなかったのか」

「公式パンフレットなのだからTYPE-MOONから画像を貰っているのでは無いのか?」

という疑問が湧いてきます。

ここで仮説の一つとしてインターネットから適当に画像検索をして引っ張ってきたのではないだろうか

という推測がたてられます。それを裏付けるように、同じ図録にのっている蒼崎青子というキャラクターのメルブラ画像もインターネットのサムネイルと非常に酷似している事が発覚しました。

 

ここから見えてくるのはこの図録に関しての出版過程におけるチェックの甘さと、インターネットから画像を引っ張ってくるという著作権に関しての認識の甘さです。

昨日もTYPE-MOONスマホゲームFGO内で個人サイトからの剽窃を指摘致しましたが、こうなってくるとTYPE-MOONに関連する全ての事物に関しての落胆と内部の意識のあまさが浮き彫りになると言えるでしょう。立て続けにこのような不祥事が起こっている以上早急な対応は求められますが、今回の事例で信用をかなり落としてしまった事は事実である為僕1個人としてはとても残念に思います。

 

という訳で本日もとても悲しい内容ではありますが、今回のなにがまずいのか書かせていただきました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。